知られざるフリーランスの実態。頑張ると決めたからこそ知っておきたい、税金や将来のこと。

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ランサーズによる「フリーランス実態調査」によると、2018年時点で日本の労働人口に占めるフリーランスの割合は約5分の1とされています。

また、働き方改革の一環で多くの企業が副業を解禁し出した2018年は「副業元年」とも呼ばれています。

クラウドソーシングを始めとする在宅ワークを手助けするサービスも増え、今後もますますフリーランスとして働く人の数は増えていくことでしょう。

「フリーランスになって、好きな場所で好きな時間に仕事がしたい」
「会社での人間関係に疲れたから、フリーランスになりたい」

こんな理由でフリーランスを目指している人も多いのではないでしょうか。

かく言う私も、上記と似たような理由でフリーランスとWebライターになりました。

多くのサラリーマンが憧れるフリーランスという自由な働き方ですが、実際はサラリーマンよりも厳しい現実がたくさん待ち構えています。

・いきなり高くなる税金
・保証されない老後
・ハードルが上がるクレジットカードや賃貸の契約

たとえ困難が待ち受けていようとも、私は今後もフリーランスとして頑張っていくことを決めました。

頑張ると決めたからこそ向き合いたいフリーランスの実態について、本日は紹介していきたいと思います。

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【フリーランスの実態1】税金がめちゃめちゃ高い

企業で働いているとほとんどの税金は給料から天引きとなるため、自分がどれくらいの税金を納めているのかあまり実感がありません。

フリーランスになると自ら税金を納めることになるため、嫌でも税金と向き合うことになるのですが、それにしてもフリーランスの税金は高いです。

私はフリーランスのWebライターになって2ヶ月目で月収20万円を達成し、正直浮かれていました。

しかし改めて税金について考えたとき、この程度の額では自分はまだまだジリ貧の生活から抜け出せていないということに気づきました。

ここでは、フリーランスの人が納める主な税金について紹介していきます。

①国民健康保険(or 以前勤めていた会社の任意継続保険)

健康保険は全国民が納める税金ですが、ご存知の通り会社員であれば会社がその半分の額を支払ってくれます。

当然フリーランスになると、保険料全額を支払わなければなりません。

加えて健康保険の納税額は前年度の年収によって定められるため、会社員時代の年収で保険料が計算されてしまうフリーランス1年目は特にダメージが大きいです。

私の場合、フリーランス1年目は月35,000円くらいの保険料を納めることになっています。
(国民健康保険と任意継続保険、どちらも額は大して変わりませんでした。)

②国民年金

年金だけは、厚生年金や企業年金が上乗せされない分、会社員時代よりも納税額が安くなります。
(単純に将来支給される年金が減っているだけですが。。。)

国民年金の納税額は、平成30年を基準とすると月16,340円です。

ただし国民年金基金や個人年金に加入し、将来会社員と同等額の年金を得ようとすると、会社員時代よりも納税額は増えます。

③所得税

1年間の所得が38万円を超えると、確定申告をして所得税を納める義務が生じます。

所得税の目安としては、

年収300万の場合:約7万円/年
年収400万の場合:約13万円/年
年収500万の場合:約22万円/年

※青色申告を前提とし、あくまでザックリの計算です。

確定申告時にドカンとやってくるので、貯金がカツカツだと破綻します。

④住民税

「所得割(一律10%)+均等割(世帯割)」で計算されます。

住民税の目安としては、

年収300万の場合:約15万円/年
年収400万の場合:約24万円/年
年収500万の場合:約32万円/年

※こちらも、あくまでザックリの計算です。

所得税以上に破壊力がありますね。

こちらは毎年6月くらいに納税通知が来るので、同じく貯金がカツカツだと破綻します。

フリーランスの税金対策

開業届を出して青色申告をするのはもちろん、出来るだけ経費計上額を大きくし、所得を抑えるのが節税のポイントです。

所得を少なくを抑えることで、上記の国民年金以外の全ての税金に効いてきます。

ランサーズやクラウドワークスを利用している人は、システム利用料(20%)も経費として計上可能です。

しっかり複式簿記で帳簿をつけておきましょう。

ランサーズやクラウドワークスを利用している人であれば、帳簿の作成には「マネーフォードクラウド」がおすすめです。

マネーフォードクラウドであれば、ランサーズやクラウドワークスと連動し、サイト上での取引の記録を自動で記帳することが可能です。

クラウドソーシングを利用するフリーランスと相性抜群の会計ソフトと言えます。

【フリーランスの実態2】保証されない老後

会社を辞めた瞬間、厚生年金や企業年金からは脱退となり、加入する年金は国民年金のみとなります。

仮に20歳から59歳まで国民年金を満額で支払った場合、65歳以降に支給される年金は約6.5万円/月です。

もちろん会社員時代に収めた厚生年金や企業年金も上乗せされますが、この程度の額ではとても年金だけでは生活できませんね。。。

フリーランスの老後対策

パッと思いつくところだと、下記のような対策があります。

・国民年金基金や個人年金に加入する
・現役のうちに老後に必要なお金を稼ぎ切る
・生涯現役として働く

【フリーランスの実態3】クレジットカードの審査が通りづらい

残念ながらフリーランスの社会的信用度は会社員よりも低いため、クレジットカードの審査は厳しくなります。

同じ年収の会社員とフリーランスであれば、圧倒的に前者の方が社会的信用度は高いです。

フリーランスのクレジットカード審査対策

フリーランスになってもクレジットカードが欲しいという人は、下記のような対策があります。

・会社員時代にクレジットカードを作っておく
・社会的信用度を持てるくらいの額を稼ぐ
・審査のハードルが低いとされているクレジットカードに申し込む

審査のハードルが低くてかつ年会費無料のクレジットカードだと、楽天カードなどが有名です。

フリーランスになってから実際に申し込んだわけではないので確かなことは言えませんが、楽天カードはフリーターでも収入があれば審査に通ると言われているので、フリーランスでも十分に審査を突破することができるはずです。

【フリーランスの実態4】賃貸契約の審査が通りづらい

これについてはまだ私も経験していないのですが、一般的にフリーランスは賃貸の契約に苦戦すると言われています。

家賃の踏み倒しなどを恐れ、収入が不安定なフリーランスとは賃貸契約をしないという大家さんも多いようです。

今後フリーランスとして稼ぐ人がどんどん増え、フリーランスに対する世間の見方が少しずつ変わっていってくれればいいんですけどね。。。

フリーランスの賃貸契約対策

フリーランスでも、下記のような方法で賃貸契約の審査に通ったという人が多いです。

・連帯保証人をつける
・1年間分くらいの家賃を前払いする
・UR都市機構の賃貸を利用する

UR都市機構の賃貸は、収入や貯蓄が一定基準を満たしていれば職種等関係なく契約することができます。

こういうサービスが増えてくれれば今後ますますフリーランスが働きやすい世の中になっていきますね。

おわりに

フリーランスのネガティブな側面ばかりを書いてしまいましたが、私は今後もフリーランスとして頑張っていくつもりです。

厳しい環境ではあるけれども、会社員時代にはなかった時間や自由があります。

確かに会社員時代よりも貰えるお金は少なくなったけど、幸福度はフリーランスとなった今の方が圧倒的に高いです。

あとは経済的自由さえ手に入れることができれば、何一つ不自由のない暮らしだと思っています。

フリーランスになりたいと思っている人は、ぜひメリットとデメリットの両方を考えてからのご決断を。

クラウドソーシング「ランサーズ」

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