今すぐ役立つ!クラウドソーシングで採用率を上げる提案文の書き方【ランサーズ・クラウドワークス】

クラウドソーシング
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クラウドソーシングにおける提案文の書き方でお悩みですか?

たしかに提案文の書き方は難しいし、これと言った正解がありません。

「プロジェクトへの提案文の書き方が全くわからない」
「頑張って書いた提案文なのに、落とされてしまう」

クラウドソーシングを始めたばかりの人にとっては、あるあるの悩みです。提案文が採用されないとスタートラインにすら立てないので、初心者の人にとっては大きな課題ですよね。

そこで本記事では、私がクラウドソーシングで月20万円を達成した際の提案文の書き方を紹介します。

この記事を読めば、クラウドソーシング初心者のあなたでも採用が勝ち取れます!

ライティング分野にフォーカスした記事ですが、他の分野でも活用できる内容です!

 

2020.3.7 追記

2019年1月に本記事を執筆して以降、多くの反響があったため、完全版の提案文を下記noteにまとめました。

note ご指定のページが見つかりません
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クラウドソーシングで提案文が通らない原因

クラウドソーシングで提案が全然通らない人は、そもそも提案文の書き方に大きな欠点がある可能性があります。

具体的には、

①初心者感が出ている
②他の提案者との差別化要素がない
③情報不足
④提案文が無駄に長い

という4つの原因が考えられます。

以下、採用率を落としてしまう提案文の書き方について1つ1つみていきましょう。

①初心者感が出ている

クラウドソーシングの提案文において、「初心者」を強調した書き方は最も採用率を落とす原因です。クライアントさんはお金を払って発注する以上、初心者ではなくプロにイケてる文章を書いてもらいたいと考えます。

提案文にライター歴を記載するよう指示されているのであれば、仕方ありません。

しかし求められてもいないのに、

ライター初心者ですが、誠意を持って対応致します。

なんて書くのは、自分で自分の評価を下げているだけです。

可能な限り、「経歴が浅い」という表現は排除しましょう。嘘を書かない限り、何もやましいことではありません。

もちろんアピールするのに十分な経歴がある人は、しっかり記載するべきです。

②他の提案者との差別化要素がない

差別化要素がない=クライアントさんがあなたを選ぶ特別な理由がない

ということです。

人は複数の選択肢から1つを選ぶとき、何かしらの理由を求めます。

例えば家電製品を新しく購入しようと思ったとき、

一番値段が安いから、A社の製品にしよう!

デザインが何となく好みだから、B社の製品が欲しい!

など、何かしらの理由をもって1つの製品を選びますよね?クライアントさんが提案者を採用する際も同じで、何かしらの理由を持って誰に仕事を任せるかを決定します。

よって提案文の中に差別化要素がないと、その他大勢という括りで流されてしまいます。

人と同じような提案文を書いているだけでは、クラウドソーシングで採用は勝ち取れません!

③情報不足

提案文中の情報不足も、プロジェクトに採用されない原因の1つです。

募集要項で記載を求められている情報はもちろん、クライアントさんが求める人物像に自分が合致していることをアピールできなければ、採用は勝ち取れません。

自分が昔○○をやっていたという情報は、プロフィールに載せているから・・・

と情報を省略してしまう人もいますが、忙しいクライアントさんがプロフィールまでしっかり確認してくれるとは限りません。

必要な情報は、全て提案文に記載しましょう。

④提案文が無駄に長い

前項で「情報不足はNG」と解説しましたが、無駄に長い提案文もNGです。無駄に長い文章は誰だって読む気が失せるし、忙しいクライアントさんであればイラっとしてしまう可能性もあります。

ここで言う「無駄に長い提案文」とは、不要な情報を含んだ提案文です。

・無駄に長い挨拶
・その記事を書くのには不要な経歴や情報
・精一杯頑張りますアピール

上記のようなノイズは排除し、必要最低限の情報だけで提案文を構成しましょう。

募集文をよく読み、必要な情報を精査することが大切です。

クラウドソーシングにおける提案文のテンプレートは?

結論から言うと、クラウドソーシングにおける提案文に、コピペで使えるテンプレートはありません。

仕事に求められる情報は毎回異なるので、毎回違った提案文を書く必要があります。そもそもコピペの提案文を使っても、毎日たくさんの提案文を読んでいるクライアントさんにはすぐにバレてしまうでしょう。

この人、絶対同じ文章を使い回してる…。

なんて思われたら、その時点で不採用です。毎回ちゃんと書きましょう。

とは言えテンプレートはなくても、ある程度の決まった型を作っておくことは可能です。

クラウドソーシングにおける提案文の書き方

プロジェクトへの提案文の書き方は千差万別ですが、私はランサーズであれこれ試して、1つの型を見つけました。この書き方を実践してから、自分よりも明らかに実績数が少ないライターにはほとんど負けていません。

私がクラウドソーシング(ランサーズ)で使っている提案文の一例を下記に示します。

ex.英語学習に関する記事の執筆(「TOEICで○○点取る方法」や「リスニングのコツ」など)

上記のように、

①簡単な挨拶
②メインアピール
③具体提案
④サブアピール

の4部構成で提案文を書きます。

以下、それぞれのパートについて解説していきます。

①簡単な挨拶

初めまして。ライターの〇〇と申します。
募集を見て興味を持ったため、連絡させていただきました。

名前と職業を名乗るくらいの簡単な挨拶のみで十分です。

ライターとしての経歴が長い人は、ここでさり気なくアピールしてもいいでしょう。

(ex.「2年程前からフリーランスのWebライターとして活動しています」など)

②メインアピール

記事掲載予定先のサイトを拝見したところ、

・英語学習の初心者に、正しい英語学習の方法を紹介する
・英語学習の方法を紹介しつつ、おすすめ商品の購入へ誘導する

が本件の目的だとお見受けしました。

私は学生時代に4年ほど塾講師のアルバイトをしていたことがあり、また自身でも独学でTOEIC○○点を取得した経験があります。

よって、英語の勉強方法がわからない人の立場に立ちつつも、英語学習に対する独自の知見を交えた記事が執筆可能です。

また、英語学習に関する記事は過去に○記事以上納品した実績があります。
過去の納品実績の一例を下記に示します。

□https://XXXXXXXX
□https://XXXXXXXX

最も重要な部分です。

クライアントさんが求める人物像とマッチングできるようなアピールをします。

この部分の書き方は、ゴウライティングの佐々木ゴウ先生による「提案文の作り方講座」を参考にしています。

佐々木ゴウ先生が提唱するロジックをざっくりまとめると、

①理解
クライアントさんが運営するメディアの目的を理解していることをアピール

②有用・根拠
目的を達成するために自分が有用な存在であるということを、根拠を添えたうえでアピール

クライアントさんが今回の発注を通じて何を達成したいのかを理解したうえで、「自分は〇〇という根拠があるので役に立てる」というメッセージを伝えると、採用率はグッと上がります。

 

〇〇業界なんて関わったことないし、役に立てる根拠がないよ!

と思った方。

  • 「〇〇業界で働いている知人がいるので、ヒアリングしつつ執筆が可能です」
  • 「〇〇業界で働いた経験こそないものの、書籍やニュースを日々チェックしているので、人並み以上には詳しいです」

こんな感じの強引なこじつけでもよいので、自分と執筆領域につながりがあることをアピールしましょう。自分と執筆領域のつながりが完全に0だと、さすがに他の提案者に負けてしまいます。

 

また過去の実績記事もここに貼り付け、追加でアピールをします。

実績記事の数は多すぎても読んでもらえない可能性が高いため、最も自信のある2〜3記事くらいをアピールしておけばOKです。

補足1.今回の執筆領域に近い実績記事を持っていない場合は?

これは仕方がないことなので、

「Webライターとして最低限のライティングスキルはあるよ!」

というアピールをしましょう。

またWebライターとしては、下記のような記事を執筆した経験があります。

□https://XXXXXXXX
□https://XXXXXXXX

今回の執筆領域とは多少異なりますが、このレベルのクオリティでのライティングが可能です。

補足2.今回が初めての提案で、実績記事が0の場合は?

無料ブログを開設して、1000〜3000字くらいの記事を1本書いてみるのがおすすめです。(wordやメモ帳などに書くよりも、web上で公開されているという点で信頼度がグッと上がります)

これから活躍したいジャンルの記事を書くとなお良し

無料ブログの記事をポートフォリオとし、「これくらいしっかりした記事が書けますよ!」とアピールしましょう。

下記は私のライティング力を証明するためのポートフォリオです。

□https://XXXXXXXX

今回の執筆領域とは多少異なりますが、このレベルのクオリティでのライティングが可能です。

③具体提案

以上を踏まえ、下記ご提案させて頂きます。
——————————————————————————————
①仕事内容:英語学習に関する記事 5記事
②報酬:4,000円×5記事=20,000円(ランサーズ手数料および税別)
③納期:1/31(木)17:00
——————————————————————————————

この部分はなくてもOK。

・ クライアントさんが提示する報酬額+αで提案をしたいとき
・ 納期が前倒しできそうなとき
・クライアントさんの納期設定が曖昧だったとき

などに、確認の意味で記載します。

ここで心掛けるべきポイントは2つ。

①「ランサーズ手数料および税」の込みor抜きを明記しておく。
提案側とクライアント側で理解が異なることが多いので、しっかり明記しておきましょう。

② 納期は日付だけでなく、時間まで明記しておく。
同じ「1/31まで」という言葉であっても、1/31の何時何分までを許容するのかは人によって異なります。

しっかり明記しておくことで、トラブルを事前に回避できます。

④サブアピール

□メッセージは24時間以内に返信可能です。
□納期を守ることはもちろん、可能な限り前倒しで納品致します。
□今回の納品物にご満足頂けたら、継続でのご依頼も是非お受けしたく思います。
(月○本程度のペースで納品可)

ここは毎回テンプレでもOK。

メインアピールに加えた、追加のアピールをします。「精一杯頑張ります!」というアピールではなく、具体的にどんな姿勢で仕事に取り組めるのかを記載しましょう。

ここでアピールする事項は自分だけでなく他の人にもできることなので、重要度はそれほど高くありません。よって、サブアピールは提案文の1番最後に持ってきます。

【おわりに】質の高い提案文で採用を勝ち取ろう!

クラウドソーシングで稼ぎたいなら、質の高い提案文は必要不可欠です。いくらライティングスキルが高くても、提案文が採用されないと仕事はスタートしません。

提案文をしっかりと作り込んで、クラウドソーシングで効率的に稼ぎましょう!

2020.3.7 追記
発注側の目線を盛り込み、より実践的なレベルまで落とし込んだ完全版の提案文をnoteにて公開しました!

本記事ではざっくりな書き方しか解説しませんでしたが、こちらのnoteでは1万字越えのボリュームで詳しく解説しています。穴埋め式テンプレートも用意しているので、ぜひ参考にしてください。

note ご指定のページが見つかりません


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