スタバでMacbook広げてドヤ!!
いわゆる「意識高い系」の人たちを叩く言葉として、ちょっと前にSNSや2ちゃんねるで流行りましたよね。
実際に当時の私もスタバでパソコンを広げてカタカタ作業をしている人に対し、
「コーヒー屋でなぜパソコンを開く!?」
「実際は仕事してるフリだろ!」
こんな風に思っていました。
しかしフリーランスになって好きな場所で仕事ができるようになった今、私は毎日のようにスタバに足を運び、Macbookを広げて仕事をしています。
先ほどの言葉は、ブーメランのように私に刺さるかもしれませんね。
ただ実際にスタバに通ってみて、多くの人がスタバでパソコンを広げて仕事がしたくなる理由がわかった気がします。
本記事では、スタバでパソコン仕事がしたくなる理由について考察していきます。
とりあえず、スタバのコーヒーはまぁまぁ高い

私はスタバに行くとシンプルにドリップコーヒーを頼むのだが、これが他のコーヒーチェーン店と比べてもまぁまぁ高い。
スタバのドリップコーヒーの値段
Short :¥290 Tall :¥330
Grande:¥370 Venti:¥410
確かにスタバのコーヒーは美味いと思うが、他のコーヒーチェーン店との味の違いを具体的に語れるほど私の舌は肥えていない。
ただし、この料金を場所代として捉えるなら、そこそこ安いとも思える。
なぜなら、自宅で仕事をするよりもスタバで仕事をした方が圧倒的に捗るから。
スタバでパソコン仕事がしたくなる理由

マクドナルドや他のコーヒーチェーン店ではなく、なぜスタバで仕事がしたくなるかという視点で考察していく。
Wi-Fiが使える
仕事をする上でにほぼ必須となるWi-Fi環境。
Wi-Fiはマクドナルドなんかでも無料で使えるのだが、まぁこれが接続の弱いこと。
他のコーヒーチェーン店では、そもそもWi-Fiが使えなかったりもする。
その点スタバはWi-Fiが常時無料で使え、かつ接続も良好。
おまけにコンセントタップが用意された机もあるので、仕事をする上での最低限の環境がスタバには用意されている。
絶妙なホワイトノイズ
人の脳は全くの無音状態よりも、適度な雑音(ホワイトノイズ)があった方が集中しやすいと言われている。
このホワイトノイズを求めて外で仕事をするのだが、マクドナルドやファミレスに行くとまぁ集中できないこと。
平日・休日問わず中高生の溜まり場になっていることも多いし、賑やかな家族連れも多い。
かと言って他のコーヒーチェーン店に行っても、それはそれで叔母さま方が井戸端会議で大盛り上がりしている。
雑音というよりは、単純にうるさいと感じてしまうことがほとんどである。
しかしその点、スタバの客層は比較的静かな人が多い。
一人で読書や作業をしに来ている人が大半で、ちらほら周りの人の話し声が耳に入ってくる程度。
(まぁこれは店舗にもよると思うが。。。)
スタバのメニューはそこそこ高めの料金設定なので、客層がある程度ふるいに掛けられていると考えられる。
阻害されない程度の雑音の中で仕事ができるのが、スタバという環境なのである。
同族意識と観客効果
スタバで仕事や勉強をしている人は比較的多い。
その環境の中に自分が入ると、周りが集中しているから自分も集中しなくてはという同族意識が自然と生まれてくる。
またこのような場所で仕事をしていると、自分もなんとなーく人に見られていると感じてくるのだ。
(実際、人は他人のことなんてそんなに見てないんだけどね。。。)
周囲の目がある中、呑気にお昼寝なんてしてられないという適度な緊張感が集中力を生み出してくれる。
いわゆる観客効果というやつで、受験勉強の際に図書館に行くと勉強が捗るのに似ている。
圧倒的ホスピタリティ
マクドナルドやファミレスで仕事をしていると、
「店内が混雑しておりますので、申し訳ありませんが〜」
こんな声を掛けられてしまうことが多い。
店内が少しでもザワザワしてきたら、「そろそろ声掛けられるかな…。」とちょっとソワソワしたりもする。
しかしスタバにおいては、店内がいくら混雑していようと席を空けるよう求められることは一切ない。
(まぁ、大人だから混んできたら空気読んで帰るけど。。。)
しかも席で仕事をしていると、店員さん(可愛い)が
「新作の季節限定スコーンのご試食いかがですか〜?」
と全力の笑顔でおやつを配りにきてくれたりもする。
この圧倒的ホスピタリティこそが、スタバで仕事がしたくなる理由なのではないだろうか。
店員さんがコミュニケーションを取ってくれる
フレンドリーな接客は、他のコーヒーチェーン店にはないスタバの特徴である。
自宅に引きこもりがちなフリーランスにとって、これは非常に大きいと感じている。
しかも頻繁に通っているとすぐに顔を覚えてくれるんだよね。
スタバに行くたびに、店員さん(可愛い)が
「今日もお仕事ですか〜?」
「めっちゃ寒いのに来てくれたんですね!」
こんな感じでフレンドリーに話し掛けてくれるので、孤独なフリーランスでも毎日人と関わっていることを実感できるのである。
平凡な日常の中にラブロマンスが生まれるのではないかと淡い期待すら抱いてしまう。
これがスターバックス社の策略でも、俺は許すぞ。
おわりに
結論としては、特にフリーランスの人なんかはスタバで仕事をするのがオススメということです。
※決してスタバのまわし者とかではございません。
とは言えコーヒー1杯で何時間も粘るのは大人として恥ずかしいので、
・2時間以上滞在する時はコーヒーをお代わりしたり、お菓子を注文したりする
・混んできたら、空気を読んで帰る
これくらいのことは心掛けています。
「スタバでMacbook開いてドヤ!!」に昔は偏見があったけど、今はその偏見がなくなり、自分がドヤ!!しているという話でした。
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