2019年5月19日、ラヴズオンリーユーがオークスを勝利しましたね。
ラヴズオンリーユーと言えば、DMMバヌーシーが出資を募るクラブ馬です。今回のオークス勝利はDMMバヌーシにとって初のG1タイトルということもあり、今後もますます一口馬主に注目が集まるでしょう。
しかしここで気になるのが、配当金の金額です。
「DMMバヌーシーで出資した馬がG1に勝ったら、いくらもらえるの?」
と気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、実際にラヴズオンリーユーに一口出資している私が、オークス勝利で振り込まれた配当金を公開します。過去の配当金や出資内訳も紹介するので、DMMバヌーシーの一口馬主に興味がある人はぜひ参考にしてみてください。

ラヴズオンリーユーのオークス勝利による配当金は【9,566円】

ラヴズオンリーユーのオークス勝利後、
賞品売却金:425円
合計:9,566円
の配当金がDMMバヌーシーから入金されました。入金のタイミングはレースから5日後です。
ちなみに私がラヴズオンリーユーに出資したのは3.2万円/1口。
そう、出資馬が3歳女王に輝いても出資金を回収できないのである。
ちなみにこれまでのレースの配当金は以下の通りです。
日付 | レース名 | 着順 | 配当金 |
2018/11/3 | 2歳新馬戦 | 1着 | 653円 |
2018/11/25 | 白菊賞 | 1着 | 719円 |
2019/4/7 | 忘れな草賞 | 1着 | 1,548円 |
2019/5/19 | オークス | 1着 | 9,566円 |
合計 | 12,486円 |
※上記に加えて「保険料解約返戻金」として1,196円が返金
秋華賞+G1タイトルもう1つで、出資金回収の目処が立つくらいですね…。
DMMバヌーシーの配当金は雀の涙程度であり、相当な名馬を引き当てない限り利益は出せないのです。
なぜDMMバヌーシーの配当金はこんなに安い?【出資内訳から考察】

〜ラヴズオンリーユーの出資内訳〜

ラヴズオンリーユーはセレクトセールにて約1.7億円で購入され、約3.2億円の価格設定で募集されています。購入した価格の約2倍で販売といったイメージですね。
内訳の中にある、下記は納得できます。
- 育成費:345.6万円
- 厩舎預託料:3110.4万円
- 治療費:604.8万円
- 登録費・輸送費その他:279.9万円
競走馬をレースに出す上で必要な費用ですよね。DMMバヌーシーは初期投資以降は追加で費用が発生しない仕組みなので、ちょっと多めに持っていかれるくらいは全然構いません。
ただ、下記は正直納得できません。
- 情報料:1807.9万円
- システム利用料:2274.5万円
- ファンド運用管理費:2471.4万円
- 販売手数料:6861.5万円
???

情報料やシステム利用料って、あのくそダサいアプリの話??
販売手数料ってこんなに高いの??
まぁとにかく、よく分からない費用がたくさん上乗せされた結果、購入価格に対してボッ○クリと言われても仕方のない価格で販売されています。
「1口1万円から」と聞くとすごい画期的なシステムのようにも思えますが、実際は投資と呼ぶには程遠い形になっているのです。
それでもDMMバヌーシーには夢と魅力がある

色々書きましたが、私は上記の費用内訳や大まかな配当金は出資前からキチンと把握していました。今更文句を言いたい訳でもありません。DMMバヌーシー側も「投資目的での出資はおすすめしない」と明言していますしね。
結局のところクラブ馬に出資する理由は、これもまたDMMバヌーシーが提唱している「感動の共有」なのかなとと思います。
仔馬の頃からその成長を見守ってきた馬が、G1の大舞台に出走する。何にも変えられない感動や喜びがあるし、レースで馬券を買うよりも100倍ドキドキします。出資馬がレースに出るたび、「あの馬、出資してるんだよね」とドヤ顔もできますしね。
たしかに客観的に見るとDMMバヌーシー側に都合の良いサービスとなっていますが、純粋に競馬を楽しむという観点からすれば、出資の価値は十分にあるようにも思えます。
おわりに
DMMバヌーシーの配当金は雀の涙程度であり、ラヴズオンリーユーの出資金を回収するにはもうひと頑張りといったところです。
とは言え今回のオークス勝利で、既に出資したお金以上の喜びと感動を得ることができたように思えます。
ラヴズオンリーユーは今後海外のレースも視野に入れるとのことなので、一人の出資者として更なる活躍に期待したいですね。
【追記】
もちろんオークス当日は愛馬の単勝にガッツリ賭けました↓↓

普段から競馬は観て楽しむ派なのですが、この日ばかりはラヴズオンリーユーのオークス勝利を妄信していました。笑
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