こんにちは。”競馬好き”がペンネームの由来のWebライター、UMAです。
実はDMM.comが数年前に開始したサービス「DMMバヌーシー」にて、1年ほど前にある競走馬に出資していました。
先日忘れな草賞を圧勝したことで注目を浴びた「ラヴズオンリーユー」です。
一気にクラッシック戦線に台頭してきたので、競馬ファンの人だったら結構注目してくれているのではないでしょうか。
遊び半分で出資してみただけなので、正直ここまできてくれるとは思ってもいませんでした。
少額の出資とは言えG1オーナーに手が届くところまできたわけですから、今からワクワクが止まりません。
愛馬のオークス出走が無事決まったので、今回はDMMバヌーシーでラヴズオンリーユーに出資してからこれまでの流れについて書いていきたいと思います。
皆さん気になるであろう配当金についても公開しますので、DMMバヌーシーに興味がある方はぜひ参考にしてください。
追記(2019年5月24日):ラヴズオンリーユーがオークスを優勝しました!

DMMバヌーシーとは

DMMバヌーシーとは、DMM.comが提供する競走馬への出資サービスのことです。
いわゆる「一口馬主」ってやつですね。
ただしDMMバヌーシーが他の一口馬主クラブと違うのは、最小1万円から出資ができるという点。
また厩舎への預託料を始めとする維持費は最初の出資金に全て含まれるので、後から追加でお金を払うこともありません。
これまで金銭的な敷居が高かった一口馬主を、一般庶民向けに落とし込んだのがDMMバヌーシーです。
だだし超低価格で一口馬主を始められる分、出資金額に対してのリターンは本当に小さいです。
具体的な金額については後述しますが、儲かるか・儲からないかで言ったら、ほとんど儲かりません。
DMMバヌーシーは純粋に競馬を楽しむためのサービスと捉えた方が良いでしょう。
DMMバヌーシーで受けられる恩恵
出資馬がレースに勝った際に配当金を受け取れる以外にも、下記のような恩恵を受けることができます。
・厩舎からの近況報告が届く
・抽選での馬主席入場
・抽選での口どり式への参加
・記念品のプレゼント
・交流パーティーへの参加
厩舎からの近況報告が届くというのが、競馬ファンとしては一番嬉しいサービスのようにも思えます。
近況報告は動画で配信され、DMMバヌーシーのアプリから確認するという形。
こんな感じで馬房での様子や調教映像が週2〜3回くらいのペースで配信されます。

自分が出資した馬を毎日のように見ていると、我が子を見るような気持ちになってきます。笑
あとは馬主といったら馬主席への入場や口どり式への参加ですが、ここら辺は抽選となってしまうので100%の恩恵は受けられません。
私も口どり式の抽選に2回ほど申し込んでみましたが、ことごとく外れてしまいました。。。
良血馬「ラヴズオンリーユー」に出資してみた

そして私が出資したのが、ディープインパクト×ラヴズオンリーミーの牝馬「ラヴズオンリーユー」です。
兄はドバイターフを制した「リアルスティール」と、折り紙付きの超良血馬です。
もともとリアルスティールがとても好きな馬だったので、見つけた瞬間に即出資を決めました。
ちなみに出資金額は3,2000円/1口です。
配当は全く期待していませんでしたが、ここまでの良血ならそこそこ勝ち上がってくれるのではないかと期待し、出資を決めました。
2連勝を飾るも、順調さを欠く
2018年11月に行われた新馬戦では断トツの1番人気だったルーラーシップ産駒「アーデンフォレスト」を破り勝利。その後の白菊賞(500万以下/京都1600m)でも大外一気の末脚を披露し、無傷の2連勝を飾りました。
この時点でクラシックが視野に入り、年明けにはエルフィンS(オープン/京都1600m)もしくはクイーンC(GⅢ/東京1600m)をステップレースとして桜花賞に挑戦することを表明。
初めて出資した馬のGⅠ出走が見えてきて、この時点ではもうウキウキです。
しかし残念ながら、2019年1月中旬に蜂巣炎(外傷から細菌が侵入することで発症する化膿性疾患)が発覚し、エルフィンSとクイーンCの予定は白紙となってしまいました。
結局他のトライアルレースにも調整が間に合わず、桜花賞出走の夢は諦めることに。。。
「ダ○スタみたいに上手くいかないんだなぁ。。。」と肩を落とす結果となってしまいました。
忘れな草賞の圧勝。逆襲のオークスへ。
桜花賞における最後の最後の望みであった抽選出走も叶わず、ラヴズオンリーユーは桜花賞と同日開催の忘れな草賞(オープン/京都2000m)へ。
約4ヶ月ぶりのレースで状態が心配されたものの、まさかの大圧勝劇。
終始折り合いを欠いていてヒヤヒヤでしたが、最後は2着馬に3馬身差をつける結果となりました。
その圧倒的な実力を見せつけると共に、オークスへの出走権を手にすることに。
競馬場には行けませんでしたが、馬券が当たった時の100倍くらい興奮しました。笑
そしてオークスでのライバル候補ですが、
・桜花賞1番人気だった「ダノンファンタジー」は、人気を裏切って4着
・桜花賞を圧勝した「グランアレグリア」は、NHKマイルカップに参戦を表明
あれ、もしかしてうちのラヴズオンリーユーが上位人気になるんじゃないの!?!?
確かに忘れな草賞の2着以下の馬は500万クラスの馬ばかりですが、
3馬身差の圧勝+他に有力馬がいない
ということからオークスでは3番人気くらいには推されるのではないかと思っています。
自分がオーナーになった馬がGⅠで注目されるなんて、今からレース本番が待ち遠しいですね。
DMMバヌーシーの配当金は、すずめの涙
DMMバヌーシーに興味がある人は、何よりその配当金が気になるのではないでしょうか。
参考までに、私がラヴズオンリーユーに出資してから得た配当金を下記に示します。
日付 | レース名 | 着順 | 配当金 |
2018年11月3日 | 2歳新馬戦 | 1着 | 653円 |
2018年11月25日 | 白菊賞 | 1着 | 719円 |
2019年4月7日 | 忘れな草賞 | 1着 | 1,548円 |
合計 | 2,920円 |
これに加えて、保険料解約返戻金として1,196円が振り込まれました。
ラヴズオンリーユーは32,000円/1口なので、出資金を回収するのがいかに大変か分かりますね。
ちなみに次走のGⅠオークスですが、優勝賞金は1億1000万円、仮に優勝した場合忘れな草賞の賞金の約5倍となります。
つまり、オークスで優勝した際の配当金はざっくり計算しても8,000円程度。
そう、3歳女王になっても出資金を回収できないのである。
GIを2〜3勝して、やっと出資金回収の目処が立つくらいですかね。。。
DMMバヌーシーは投資ではなく、純粋に競馬を楽しむためのサービス
結論、DMMバヌーシーをお金目的で始めるのは絶対にやめた方が良いということです。
これについてはDMMバヌーシー事業統括の野本巧氏も言及していますね。

ただ、お金は儲からなくてもDMMバヌーシーがコンセプトにしている「感動の共有」は本物ですね。
デビュー前から自分が出資した馬の厩舎での様子や成長過程が動画で送られてきて、日々その様子を見守る。
新馬戦に出走する頃には既に我が子のような感覚になっているので、もうドキドキが止まりません。
私の場合初めての出資馬がオークスに出走するという素晴らしい経験をさせてもらったので、もう十分に出資金額以上の喜びを与えてもらったと思っています。
通常の一口馬主のような一発逆転の投資は期待できませんが、純粋な競馬ファンにはDMMバヌーシーは全力でおすすめできます。
まとめ
まずは出資馬であるラヴズオンリーユーのオークス出走が今から楽しみですね。
もし自分の出資馬がオークスを勝つようなことがあれば…泣いてしまうかもしれません。笑
こんな感情になれるのも、DMMバヌーシーというサービスがあったからこそです。
今以上に競馬を楽しみたい競馬ファンは、ぜひDMMバヌーシーで一口馬主にチャレンジしてみてください。
オークス勝利後に執筆したこちらの記事も併せてどうぞ!

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